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バルタン星人のじゃんけん

暇なので、最近ちょっと考えたことを。

何ヶ月か前、2ちゃんねるで
バルタン星人とじゃんけんをするイベントのことが書かれていました。

それだけなら読み飛ばしていましたが、
「バルタン星人はグーも出せるぞ」という書き込みを見て、
ちょっと考えてみました。


バルタン星人と人間がじゃんけんをします。
バルタン星人はグーとチョキしか出せません。
人間はグー、チョキ、パーが出せます。
1回勝負ではなく、何回か続けて総勝ち数を競います。


人間には不敗戦略があります。
グーを出し続ければいいわけです。
勝ちか引き分けで、負けはありません。

ただ、この戦略を採り続けることは、
バルタン星人にとっても不利ではありません。
バルタン星人もずっとグーを出し続ければ、
勝ちはありませんが、引き分けで済ませられます。
引き分け狙い戦略です。


このままではどちらも勝ちはありません。


そこで人間はたまにパーを出します。
引き分け狙い戦略を取るバルタン星人には、
かなりの確率で勝てるはずです。

それだけでなく、バルタン星人に、
「勝てるかもしれない」と思わせることができ、
チョキを出させるモチベーションを与えることが出来ます。
チョキを出させれば、不敗戦略、
すなわち、グーで勝てます。


つまり人間としては、
グーを主体に、たまにパーを出すことによって、
たまに負けることはあっても、
総勝ち数では上回る可能性がかなり大きい事になります。

一方、バルタン星人にとっても、
総勝ち数で勝てる可能性が皆無ではありません。


ここでおもしろいのは、
人間はグー、チョキ、パーの3種類の選択肢があるのに、
実際にはグーとパーの2種類の選択しか無いことです。
人間にとってはチョキを出す選択はあり得ません。
チョキを出しても、良くて引き分け、多くは負けるはずです。


「うん、バルタン星人な私でも勝てる可能性は0ではない(笑)」
ここまで考え、こう思いました。


でも、なんかしっくりきません。
3つの選択肢があるのに2つしか選択しないのが変な感じがします。


そこで、前提を変えてみました。

勝ち数を競うのではなく、
じゃんけん1回ごとにお金を賭け、
トータルの利益を競うことにします。
掛け金は自由に設定でき、
なおかつ、相手の掛け金は1回のじゃんけんが終わるまで解らないことにします。

そうすると人間にもチョキを出す意味が出てきます。
勝てないチョキを出す時には少額を賭けて
わざと負けてやります。

バルタン星人は少額の儲けを
「フォッフォッフォッフォ、、、」と喜び、
グーを出すモチベーションが高くなります。

人間としては相手がグー出す確率がより高くなるので、
基本は不敗戦略であるグー、まれにチョキ、
そしてたまにパーを出す時に大金をかけることで、
最終的には大差をつけて勝てることが出来るでしょう。


つまり、こつこつドカンのおじさんの取引を
論理的(?)に否定してしまいました(笑)


以上、ゲーム理論や行動経済学を学んだ人にとっては、
「なにをいまさら」な話でしょう。

でも、ゲーム理論を昔ちょっとかじっただけの私にとっては、
(行動経済学という分野があるというのは最近知りました)
ちょっとした「発見」でした。

まあ、要するに、
「パチンコ屋は儲かる」という話です。

ここをクリックしてくれるとうれしいです。

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