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食糧自給率について

暇なので、食糧自給率について計算してみました。
今回はまじめな話です。

9月18日発売のモーニング42号を読んで
「また島耕作がとんちんかんなことを言ってるなあ」と
思っていました。

sima2.jpg
弘兼憲史 「会長 島耕作」 講談社「モーニング42号」157ページより


でも、調べてみると
「生産額ベースで考えるべきだ」という意見も
多いようなので、
純粋にカロリーベースでどれだけ自給できるかを
計算してみました。

なお、算出根拠は「続きを読む」に書いておきます。
端数はラウンドのため、一致しないことがあります。
↑↑ わあ、こういう書き方、公務員的で嫌だなあ(笑)


2010年農業センサスによると
日本の経営耕地面積は363万ヘクタール
水田面積は205万ヘクタールです。

水田面積は転作面積も含むので、
転作を止めて全ての田んぼで米を作ったとすると
米の可能生産量は約1100万トン

カロリーに置き換えると
42.0兆キロカロリーです。

残りの耕地に
(条件が不利な牧草地などを含みます)
全て大豆を作ったとして、
大豆の生産量は317万トン。
カロリーでは13.3兆キロカロリーです。

合わせて、553.1兆キロカロリー。


一方、日本の人口は1.27億人。
1人当たりの必要カロリーを
1日2300キロカロリーとすると、
1年当たりの全人口の必要カロリーは
106.6兆キロカロリー。

よって、カロリーベースで
農作物だけの可能自給率は51.9%


これは、毎日米と味噌汁と納豆だけ食べて、
足らずを魚を食べて補っても飢え死にする人が出る
と言う数字ではないでしょうか。

つまり、肉を食うなんてとんでもない。
卵はごちそうという、
江戸時代の生活にもどっても常にひもじいという
生活を毎日行うことになります。
悲惨だなあ(笑)


まあ、2010年センサスから統計の取り方が変わって、
自給的農家や耕作放棄地は
上の数字に含まれていないので、
実際は、もう少しましな数字になるとは思います。


「続きを読む」で算出根拠を書いています。

今回はここをクリックしてくれるとうれしいです。

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<算出根拠>

2010年農業センサスより
 経営耕地面積 3,631,585ヘクタール
 水田面積    2,046,267ヘクタール

水稲の収穫量は540kg/10アールとしました。
個人的には平均かちょっと多めというレベル。
農水省のHPによると
今年の暫定平均収量は530kg/10アールです。

大豆の収穫量は200kg/10アールと多めにしました。
農水省のHPでは
平成25年の全国平均収量は155kg/10アールです。
しかし、これを見ると、
北海道の229kg/10アールはすごいなあ(笑)
個人的にはずっと200kg/10アールを目標に
していました。


カロリーはネットで調べました。
米1kg当たり3800キロカロリー。
大豆1kg当たり4200キロカロリー。


1人当たりの1日当たり必要カロリーは
2300キロカロリーとしましたが、
これは適当かどうかあまり自信がありません。
子供や老人もいるし。
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コメント

農業について

何だか色々難しい野でしょうが
いつも思うことは農業を駄目にしたのは
農林行政は勿論、
諸悪の根源は農協だと信じてやまないのですが
理由なんかは幾らでも出てきますが?
どうなのでしょうか?

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